2012年12月2日日曜日

タッチガードSai+Wacomドライバ対応版


X220TにWindows8を入れてみてWacomドライバーを探したところ、EP121まとめにあったWacomドライバーが使えるが、Sai+WacomドライバーではTGuardが機能していないことを確認しました(クリスタではとりあえず動作している様子)。

自力だけでは到底対処できなかったと思いますが、昔SaiがTabletPCに正式対応していなかった頃に使われていた方式(Sai専用WinTab32.DLLを作って、その中でワコム製WinTab32.DLLを呼び出す)で対処することができました。

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TGuard.exe Ver0.4

●概要
TGuard.exeは穴の開いたウィンドウを、ペンに追従して移動させる事で、不要なタッチを排除します。
以前のバージョンではマウスカーソルを追跡対象としていたため、WinTabをマウスカーソルと独立して使用しているアプリケーション(PaintTool Sai)で正常に動作しませんでしたが、このバージョンでは動作すると思います。

●注意
・メトロアプリには効果がありません。
・untouch.exeより、ペンをホバーさせている間のCPU負荷が増加しています。
・Windows7でも動作しますが、7でタッチをOFFしたい場合にはTM2controlがお勧めです。
・環境によっては素早いペンストロークを取りこぼすことがあるようです。

●使い方
・Saiで使用する場合、アーカイブに含まれているWinTab32.DLLを、Sai.exeのあるフォルダーにコピーしてください。
・起動すると、タスクトレイの中に入り、タッチOFFします。
・タスクトレイのアイコンを左クリックすると、タッチON/OFFを切り替えます。
・タスクトレイのアイコンを右クリックすると、設定ダイアログが開きます。
・設定ダイアログは、タッチで操作できます。

●Setting Item
・穴の大きさ(5-500pix)
・ペン移動の停止から、穴を閉じる遅れ時間(60-1500ms)
・Cursor Position Monitor On/Off(ペンイベントの喪失が多い場合に使用してみてください)
・Saveボタンを押すと設定が保存され、次回起動時に自動的に読み込みます。

●Command line Option(多重起動時も、単独起動時も有効)
-on Guard On(Touch Off)
-off Guard Off(Touch On)
-s??? size of Hole(5-500pix)
-d??? Delay Time(60-1500ms)

多重起動時のみ有効
(Parameter noting) Toggle Touch
-t Toggle Touch
-p Toggle Property Dialog
-e Exit Program
-m posMonitor Toggle

●更新履歴
11/12/2012 first Ver
11/21/2012 Ver0.2
PosMonitor追加
プレス&ホールドイベントが通過しない問題を修正
11/27/2012 Ver0.3
PosMonitor動作修正
ダイアログがタッチ操作できなくなっていたのを修正
TopMost属性のウィンドウ(RawInputControlTest等)はタッチ操作できるよう変更
12/02/2012 Ver0.4
Sai+Wacomドライバー7.1.0-9に対応

2 件のコメント:

  1. hi again, this days I'm trying to work and both programs fails to me

    is like tguard/untouch block clicks but not block the movement

    I'm doing something wrong, Im using slate 7 with different wacom drivers

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  2. すばらしいAppです!使用中の体験ですが、Metro画面を喚起させると、デスクトップでタスクバーがタッチに反応するようになっちゃうっということです。

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