中学時代のノートを見つけて、物理的に残らない黒歴史ノートが欲しいと思ったのがタブレットPCに注目するようになったきっかけ(絵は今でも本当に落書きレベル)。そのため主に机で使い携帯性やバッテリー駆動時間等はほとんど重視していません(今では自由な姿勢で使えるのもタブレットPCのメリットの一つであると思っていますが、バッテリー駆動時間を重視しないのは相変わらず)。
最初に18年前にThinkPad360P(Windows3.1、筆圧感知なし)を買って以来計13台(外付け液晶タブレットやArm系タブレットも含む)使ったけど、それまでの価値観を変えてくれたのは4台でした(後は概ね満足が3台、他は微妙とガッカリ、買い逃し後悔はModBookとEP121の2台)。
・Dynabook SS M200(2004年頃?1.6GHz前期型)
1.6GHzのPentiumMと12.1インチで1400*1050という高解像度の画面に筆圧、アンドゥ、拡大縮小ありでストレスなく書き込め(現在の視点で見るとデジタイザの誤差は大きいですが)、紙の落書きノートを完全に遺物化させた。のち同解像度のX61tに置き換え。
・iPad(初代)
紙ノートの置き換えからタブレットPCに入ったので積極的な選択肢には入っていなかったものの、夏のボーナス時期に適当な機種が見当たらなかったので購入。タッチそのものが気持ちの良いことを知った(この時点でもまだWindowsタブレット=ペンという認識)。タッチパネル精度と対応アプリの使い勝手が素晴らしい。室内モバイルに使っていたがSeries7が来て寝youTube専用機に。
・HP Slate500
それまでワコム系のみだったためN-Trigのペン&タッチパネルを使ってみたくて購入。CPUがWindows7を使うには非力&画面が1024*600と狭い&ペン筆圧精度が低いため常用する事はなかったがWindows7のタッチ対応が意外と進んでいることを知った(この時初めてタッチ主体のWinodwsタブレットもアリなんじゃないかと感じた)。
○そしてSamsung Series7 Slate
タッチそのものが気持ちのいい最初のWinodwsタブレット。EP121は使ったことがないのでわかりませんが、その他のWindowsタブレットとは使用感が別物になっていると思います。
良い点
・androidのハイエンド機と同等の高感度8点タッチパネル(8点というのはWindows7の制限かも?)
・Windows7を使うのに全くストレスのないCPUとSSD(Atom系とは比較にならず、体感上Arm系タブレットと比べても速いと感じる)
・880gと大半のAtomタブレットと変わらない重量
悪い点
・国内サポートがない(個人的には壊れたらもう一台買うつもり)
・薄型筐体(13mm)にCore i5を積んでいるため、UltraBookと比べても熱的に厳しくCPU温度60度で制限がかかり(UltraBookは75度前後?)、クロックが定格の50%まで落ちる(落ちた状態でatomの倍程度の能力のようです)
・タッチで使いにくいアプリや設定ダイアログがある(それで拡大鏡を作る気になった)。
・Atomと比べて半分程度のバッテリー駆動時間
トラフィックはほとんどSeries7購入系に集中してるようなので、Series7に関して書いてみたけどやたら時間かかったorz