今日はここまで(見直し途中です)。
○概要
個人的趣味に合わせて作っているWindows7用マルチタッチ対応日本語フリックキーボードです。
現時点では自分以外の使用実績がほとんどないため、癖が強く完成度は低いと思います。
○使い方
初回起動時、左右分割で起動します。
最大化すると左右分割ウィンドウに、最大化をやめると通常のウィンドウになります。
非アクティブ(半透明)状態でキーボード内をタップまたはフリックすると、仮想的にキーボードが押された状態を作り出し、アクティブになっているアプリケーションにキーボード入力を行うことができます。
日本語フリック、英語フリック(個人的趣味によりABCではなくQWE並び)、フルQWERTY(記号類や大文字はフリックに配置)の3モード構成。
アクティブ(不透明)状態でキーボード内をドラッグするとキーボードのサイズ変更を行うことができます(タッチミスによる望まないサイズ変更を防ぐため、通常のウィンドウ枠ドラッグによるサイズ変更は禁止しています)。
アクティブ状態で右クリック操作(プレス&タップ等)を行うと設定ダイアログが出ます。
タイトルバーをフリックすると、ウィンドウを縮小してフリック方向の画面端に移動します(下フリックでは最小化し、縮小ウィンドウは残りません)。
○盤面表記説明
・日本語フリックモード
full
QWERTYモードに変更します。
カナ
IME入力モードをカタカナに切り替えます。
_カ
カタカナと英字記号の全角/半角を切り替えます。
英
英語フリックモードに切り替えます。
c-Z
Ctrl+Zキーを入力します。
-C
Ctrl+Cキーを入力します。
-X
Ctrl+Xキーを入力します。
-V
Ctrl+Vキーを入力します。
カナ確
変換キーを入力します(IME設定がデフォルトで入力中/変換中の場合、カタカナに変換します)。
節確
無変換キーを入力します(IME設定がデフォルトで入力中/変換中の場合、文節を確定します)。
再変換
無変換キーを入力します(IME設定がデフォルトでテキスト選択中の場合、アプリケーションが対応していれば再変換されます)。
sTab
Shift+Tabキーを入力します。
s矢印
Shift+カーソルキーを入力します。
X゛゜
直前に入力した文字の清音、濁音、半濁音もしくは半音を入れ替えます。
(「
(を入力します。続けて「X゛゜」キーを入力すると(と「を入れ替えます。
)」
)を入力します。続けて「X゛゜」キーを入力すると)と」を入れ替えます。
ー/
ーを入力します。続け「てX゛゜」キーを入力するとーと/を入れ替えます。
、,
「、」を入力します。続けて「X゛゜」キーを入力すると「、」と「,」を入れ替えます。
。.
「。」を入力します。続けて「X゛゜」キーを入力すると「。」と「.」を入れ替えます。
・
IMEがJISかな入力にしている場合「・」が入力されます(IMEがローマ字入力になっていると?が入力されてしまいます)。
?!
?を入力します。続けてX゛゜キーを入力すると?と!を入れ替えます。
・英語フリックモード
日
日本語フリックモードに変更します。
全半
英数記号の全角入力と半角入力を切り替えます。日本語フリックモードに配置されている英数記号の全角/半角もこのキーで切り替わります。
1!
シフトなし時は1、シフト時は!を入力します。
○設定可能項目
効果音あり/なし
フリック開始距離
フリック確定距離
カーブフリック有効/無効
中点確定距離(カーブフリック時の基本フリック方向判定点)
カーブ判定値
斜め方向広さ
○カーブフリックについて
デフォルトではオフになっています。
カーブフリックはマイクロソフトかWindowsフォンで採用した改良型フリックで、通常のフリックの中央/十字方向へのフリックによる1ボタンでの5文字打ち分けに加えて、以下が追加されています。
1.左斜め上フリックによる、小さい「ぁ」と「ぱ」の入力(日本語入力がローマ字かな変換になっている場合のみ小さい「ヵヶゎ」の入力も可能)
2.右斜め上フリックによる、濁音の入力
3.十字方向フリックの左カーブによる小さい「ぃぅぇぉっ」と「ぴぷぺぽ」の入力
4.十字方向フリックの左カーブによる濁音化
5.斜め下フリックによる無フリック即時入力(このソフトキーボードには実装していません)
本家のカーブフリックを使ったことがないので使用感は異なります。
速くカーブさせると直接斜めに移動したと感知されやすいので、気持ち遅めに入力してください。
○注意点
キーボードが日本語レイアウトになっていないと記号類がずれます(これ書き始めるまで気づいていませんでした)。
キーを押したことにして入力するので、日本語入力でローマ字変換を使っているかJISかな入力を使っているかによって、入力可能な文字に制限があります。
ローマ字かな変換で入力できない文字
「・」等
JISかな入力で入力できない文字
小さい「ヵヶゎ」等
記号類の全角半角は、IME ON中の英数入力モードが全角になっているか半角になっているかによって変わります。
s→等はシフト+カーソルキー
-C,c-Z等はCtrl+c等
winpos.txtというファイルに設定を保存します(レジストリは使いません)。
○今後の変更予定
まずキーボードが英語レイアウトでも記号入力できるようにするつもりです。